1980年代のテキサス

物語は1980年代のテキサス、女好きでロデオを生きがいにしている電気技師ロン・ウッドルーフ(マシュー・マコノヘイ)が、自宅で倒れて病院に担ぎ込まれます。すると、実はHIV陽性で余命30日だと宣言される。ロンは特効薬AZTが試験中と知ると裏からそれを手に入れ、手に入らなくなるとわずかな情報を頼りにメキシコへ行く。そしてメキシコで治療してくれたもぐりの医師(グリフィン・ダン)から、フランス製のDDCがいいと教えられ、その薬をアメリカへ持ち込み同じ悩みのエイズ患者たちに配布するクラブを開設します。
この映画は2時間に満たない長さですが、個人的な印象としては2時間半の雰囲気でした。それだけ短い描写でいろいろ物語っているということ。「アメリカン・ハッスル」とは真逆ですわ。